女性の大敵の一つ「ニキビ」。できてしまったら気分も一気に下がりますよね。そこで今回は、3種のニキビの特徴とそれぞれの対処法をお伝えします。ご参考になれば嬉しいです!
ニキビの種類と特徴は?
ニキビは大きく分けると赤ニキビ・白ニキビ・黒ニキビの3種類があります。
毛穴内部が赤く炎症を起こしている状態のニキビです。患部は刺激に敏感になっており、触ったりこすったりといった刺激を与えると炎症が悪化します。なるべく触らないようにすることが得策です。
炎症は起こっておらずに毛穴に皮脂が溜まっている状態です。白ニキビの場合、毛穴は閉じているため、内部に皮脂がたまって皮膚が盛り上がっているように見えます。
白ニキビと同様炎症がなく皮脂が溜まっている状態です。こちらでは毛穴は開いており、詰まった皮脂が空気にさらされて酸化し黒くなっているのが特徴です。
ニキビ別の対処方法
これらの3つのニキビですが、それぞれ対処方法が違っています。したがって、間違ったやり方で処置していると余計に悪化してしまう可能性があるため、注意が必要です。それでは、各ニキビごとの対処方法を見ていきましょう。
赤ニキビができた場合、まずニキビ専用の化粧品や治療薬を使用し、炎症を抑えるようにしましょう。炎症を抑えることで、黄ニキビへの悪化やニキビ跡が残るのを防止することができます。
なお、赤ニキビは、ポツっとできたニキビであって、周りを軽く押してみると痛くて赤みもあるのが初期状態です。
初期状態では、赤ニキビをつぶそうとするのは絶対にしてはいけません。ニキビができて3日~4日目くらいまで極力触らないようにしましょう。そうすると、赤ニキビの表面の出口に白い膿が透けて見えてきます。
この状態であれば、炎症はピークを過ぎた状態であり、このタイミングであれば炎症の悪化をさせず、赤ニキビをつぶして膿を出すことも可能です。
白ニキビや黒ニキビの場合、抗炎症効果や殺菌作用のあるスキンケアがおすすめです。具体的には、毛穴の内側に詰まった皮脂や古い角質を取り除く、ピーリングが有効です。AHAやBHA配合のピーリングソープやピーリング美容液を取り入れてみましょう。
また、黒ニキビや白ニキビの芯は取り出して良いとされています。なぜなら、皮脂や角質とが固まった芯をそのままにしておくと、アクネ菌が繁殖して、ニキビが進行する恐れがあるためです。
しかしながら、すでに炎症を起こしてニキビが進行している場合は、芯を取り出すことはやめておきましょう。炎症を起こした部位に対して芯を取り出す刺激が加わると、肌細胞が傷つきニキビ跡になりやすくなってしまいます。
ニキビの安全な「つぶし方」ポイント
自分でニキビをつぶして膿を出したりする場合、まず清潔な針、消毒用エタノール、滅菌ガーゼ、抗生剤入りの軟膏を用意しましょう。
針を消毒のためにあぶるのはよいのですが、あぶった後には黒いススがついてしまう場合もあるので、その際は滅菌ガーゼに消毒用エタノールを含ませてふき取るようにしましょう。
そして、ニキビの白いところを狙って針先を1mmくらい刺します。この際、針を奥まで刺さないように注意し、皮膚表面に穴を開けて膿の出口をつくる程度でにします。そして指の腹でニキビの部位を優しく押して、中の膿を出すようにします。
このとき、全部しぼりだそうとすると、ニキビ内部にあるニキビ菌や白血球の残骸などの細菌が入った袋状の膜が破れてしまい、かえって悪化してしまうこともあります。
まとめ
いかがでしたか?種類ごとに対処法が異なるニキビについてお伝えしました。ニキビの種類を正確に把握し、適切なケアを心がけましょう。
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