「美容は女性のモノ」
そんな常識を覆す男たちの逆襲が本格的になってきた。
昔から単価の低さから傍流とみられてきた男性客だが、女性とは異なる特性があることはご存じだろうか?
以下、5つにまとめてみました。
男性客の特性とは?
新しい店を探すくらいなら今の店で。
「行きつけの店」をつくりたい男性は、女性と違い定着率が高い。
女性のお客様ほど男性のお客様はサロンの多くを求めていない。
このハードルの低さがアシスタントや、伸び悩んでるスタッフを成長させる。
来店周期が伸びてきている女性のお客様に対し、男性のお客様は月1回来店することが多い。
長くても2か月に1回は来店する傾向。
リサーチ型の購入手法を取る女性のお客様に対し、男性のお客様は即決購入する事が多い。
なぜ必要かを伝えれば、購入率は高まる。
男性は、若い世代ほど紹介・口コミで新規客が広がりやすい。
上記を踏まえ、ここ数年で目立ってきたメンズ消費の活性化。
そこには、なぜ今、メンズ客かというと大きく3つの理由があると考えられる。
メンズ消費の活性化 3つの理由
今から約20年前、数々のブームにより美容意識が高まった団塊ジュニア・ポスト団塊ジュニア世代。
人口ボリュームの多い彼らが可処分所得の高い30代~40代に。
つまり、美容意識、ファッション意識が高いまま30代から40代へなっていることがポイント。
多様化された今の時代。支持されるのは、独自の強みを持ったサロン。
情報収集能力の高い若年層がターゲットならばなおさらと言えます。
今の10代後半から20代半ばの男性は、情報収集能力が高く、より自分に合った特化型サロンを選ぶ傾向がある。
2011年以降、男らしいスタイルに注目が集まってきているのは確実ではないだろうか?
三代目J Soul brothers、2ブロック、バーバー人気などが分かりやすい。
メンズ消費の高まりは、単なるトレンドで捉えてしまうと、足元をすくわれかねない。
サロンそれぞれに成り立ちやコンセプトが存在するからだ。
しかし、今多くのサロンが抱えている問題点を解決する1つのキーになる可能性は持っているのは
間違いない。
メンズ消費の高まりに対し、どう経営に活かしていくかは経営者の腕にかかっているといえるだろう。
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